今回は会員さんインタビューの第3弾ということで、ダンサーでダンスの先生としても活動されているユウタさんにお話しを伺いました!
【Q:ユウタさんはダンサーとして活動されてらっしゃるんですよね。】
はい、茨城に住んでいまして、水戸やひたちなかで活動しています。
【Q:トレーニングはここまで通ってらっしゃるんですか?】
けっこう遠いんですが、車で3時間ほどかけてパーソナルトレーニングで週1回通っています。
【Q:トレケアを知ったきっかけを教えてください。】
トレケア会員さんで犬の講座を主催されている方がいて、以前そこで筬矢先生が犬の身体の構造と施術を主とした講座を開催されたんですね。
嫁がそこに参加したことがきっかけで、紹介でトレケアと筬矢先生を知りました。
嫁が「すごくいいのでとにかく行ってみな」と言うので。
通い始めてちょうど1年ほど経ちました。
【Q:それまでのトレーニングのご経験はどんなものでしたか?】
ダンスの他には自分で筋トレをしていて、よくある近くの24時間のジムに行って、ベンチプレスなど使って身体を大きくしたり、けっこう鍛えてやっていました。
【Q:ダンスはいつから始められたのですか?】
18歳くらいからです。
歴だけ長くやってきたような感じなのですが、ここ2、3年は集中してやっています。
20代はかなり練習してやっていましたが、30代に入ってからは、一度線を引いたというか、なんとなく引退を考えるような気持ちになってしまっていました。
ちょっと一回諦めかけた時期があって、その期間は今思えばけっこう長かったですね。
その時30代前半ぐらいでしたが、ジムに行ってめちゃくちゃ筋トレにはまっちゃった時期でもありました。
それで、また少し前に「最後にもう一度頑張ろうかな」っていう気持ちになったんです。
【Q:当時パーソナルトレーナーにはついたのですか?】
いえ、自分で鍛えるものでトレーナーにはつきませんでした。
周りにもボディビルダー系の友達が何人かいたので、そういうトレーニングをたまに教えてもらいながらやっていましたね。
筋トレは1年前にトレケアに来るまではずっとやっていました。
30代後半はダンスも頑張らないとな、と思いながらも筋トレをがっつりやってました。
その期間も大会への出場は少なかったのですが、ダンスの練習は継続してやっていました。
【Q:その当時のトレーニングはいかがでしたか?】
当時はどこかダンスに対して諦め半分のような気持ちになってたので、メンタルを保つような意味でも筋トレを頑張ってやっていましたね。
「このまま筋トレの方に方向転換していこうかな」という時期もありました。
どこかでダンスに対して年齢的にもモチベーションが落ちて諦めていたという感じでした。
【Q:当時ダンスを諦めかけた理由というのはあるんでしょうか?】
まず一番には年齢的なものですね。
若い子達でどんどん上手い子も出てくるし、自分の中で30代に入って続けていくというビジョンがあまりなかったんです。たぶん、今思えば年齢の数字的なところでモチベーションを保つのが一度キツくなってしまったんです。
ここからあまり上に行ける感じではないのかな、、というような。
【Q:ユウタさんが目標としていたところはどんなところだったんですか?】
大会に出ていい成績を残すという目標はありました。
個人もそうですが、地元のチームで出場した時もチームでいい結果を出すというようなところでも成績を残すという目標を持っていました。
【Q:ダンスの先生はいつ頃からやっているのですか?】
23歳くらいです。
もともとやろうと思っていたわけではなかったんですが、地元にダンススタジオが増えてきた時に、ブレイクダンスをやっている先輩たちからお誘いがあって、流れでスタジオで教えることをはじめました。
【Q:はじめてトレケアのパーソナルトレーニングを受けた時のことを教えてください。】
ちょうど1年前くらいです。
こういったトレーニングは、本当に初めてでやったことがなかったし、全部マシンの使い方があってちょっと新鮮な感覚でした。
あと、筬矢先生のペアストレッチは、最初めちゃくちゃ痛かったです。
ダンスやりながらストレッチはしていましたが、ケアはそんなにしてなかったので体が固まってたんですよね。
普段ダンスをやって、同時に筋トレもがっつりやって、身体を休めてなかったしそんなにケアもしてなかったので、最初の頃は先生に「結構身体が固まってますね」と言われてました。
【Q:どこか不調は抱えていたのですか?】
身体のどこかが痛いというのはありませんでした。
ダンサーということもあって、食事とかパフォーマンスは自分なりに気を使っていたんです。
自分がダンスで尊敬している人の真似をして、食べるものや飲むものなどのケアはしていたんですけど、大会に出た時に自分としてはコンディションがいいつもりでいたんですが、何故かあまり動けなかったんです。
それがきっかけですね。
トレケアに来る少し前に出た大会があったんですが、自分としては当時結構動けたつもりだったんですが、終わってから大会の映像を見た時、思っていたよりも全然動けてないなと感じたんです。
40歳を過ぎていたし、年齢もあって「こうゆう感じか…」と思っていた時に、トレケアを知ったんです。
そういうこともあって「じゃあ行ってみようかな」となりました。
最初に身体の状態を見ていただいて先生に説明を受けた時、「こうゆう状態だったから動きが悪かったのか」と思いましたね。
【Q:利重力身体操作法の説明を受けた時どんな感覚で受け取られましたか?】
真逆のことだったので、けっこう衝撃でしたね。
一流アスリートがやっている映像なども見たことはあったんですが理解はできなかったので、自分が実際に体験してみて「なるほどな」と。
本当に今までの概念が覆されるような感覚でした。
パフォーマンスが良くなると思って信じて筋トレもやっていましたし、なるべく動く方にシフトしてジャンプとか縄跳びとか取り入れていたのですが、そういう問題じゃなかったんだな、と。
自分が信じてやってきた筋トレはパフォーマンスにとっては良くないやり方を一生懸命やってきたんだと知って、ここで身体の使い方を知って、根本から考え方が変わるような感じでした。
【Q:効果を感じたきっかけはありましたか?】
ダンスは週4〜6くらい練習していますが、トレーニング後に手を上げる動作ひとつとっても全然違うなと気がついたんです。ダンスで逆立ちをする時も、以前よりも手が全然あがる。
やる前は手の上がる位置が全然違ったんです。これはそりゃあ、動けるようになるな、と腑に落ちたんです。
日常でも違うんですよね。
一番気がついたのは、ある時犬の散歩をしていた時、「なんか身体軽いぞ」と思ったんですよね。すごく歩きやすくて。
それがダイレクトにわかったんで、それはダンスも動きやすいよな、と。
最初の1ヶ月くらいで効果をすぐ実感しました。
毎日身体を使っているから、余計に敏感にわかったんだと思います。
週1回のパーソナルトレーニングでもここまで効果を感じたので、近くでもっと通えたら良いなと思います。
【Q:通い始めて半年過ぎた頃はいかがでしたか?】
まず怪我が減りました。
ダンスで足の股関節を広げて遠心力で回る動きがあるんですけど、本当に怪我をよくしててその度に鍼にいったりとかしていたんですね。
でも、ここのインナーサイなどのトレーニングで可動域が良くなったこともあると思うんですが、本当に怪我が少なくなりましたね。
また大会の時も、「今日はコンディション良くないな」って思う時も体が動くようになりました。
以前は当日にコンディションが良くないと感じると、余計身体が重いなって感じていたんですが、今はそれがなくて動けるようになりましたね。
またダンスの動きの連動が良くなったので、下から身体を上に持ち上げたりするのがすごく軽く感じるようになりましたし、回転もしやすくなりました。
先生に「もともと身体がすごく柔らかい方ですね。」と言っていただいたんですが、ここに来る前は身体がガチガチになっていたので、身体の柔軟性もあがってきました。
【Q:ダンスの成績はいかがですか?】
すごくいいです。
大会で優勝、準優勝もできるようになりました。良い成績を出せるようになってきたんです。
【Q:生徒さんやお仲間に何か言われたりしますか?】
みんなにびっくりされています。
茨城の大会で優勝することが多くなってきて、みんなにも「何でそんなに上手くなったの?」と言われます。(笑)
【Q:ユウタさんの思い描く理想の状態はどんな状態ですか?】
自由に、自分の思い描いた動きと音楽にマッチしてどこでも楽しく踊れることです。
やっぱり大会に出ると緊張してなかなか自分のパフォーマンスが出せなくなるっていうところを、どこでも楽しめる状態にもっていくというのが自分の理想なんです。
長くやってきて、自分はここまでしかいけないというのはだいたいわかっているんですが、それでも、毎年大きい大会を目指していると、上には上がいるのを感じますけど、ラッキーパンチを狙って頑張っています。
なかなかシビアな世界ですけど、そこに自分がチャレンジしないと教えている子たちにも顔向けできないんで、やっている以上は筬矢先生にもお世話になって身体をしっかり仕上げて戦っていきたいですし、勝てなくても爪痕だけでも残したいなという気持ちではやっていますね。
【Q:トレケアのコンセプトそのままですね】
「思いのままに動けるカラダへ」本当にそうですね。
【Q:これからU.G.Mトレーニングを始めたい方へメッセージはありますか?】
アスリートの方だったら、試しでも今すぐ始めてみてほしいですね。
身体の動きやすさとか、先生の知識とかってなかなか知れないじゃないですか。
全部おすすめですね。
結果がでちゃっている人たちっていうのはなかなか自分のこれまでの信念を曲げられないと思うんですけど、自分は身体で体感したので、一度でも試してみるのをお勧めしたいですね。
【Q:ユウタさんの今後の目標はありますか?】
ダンスは年齢を重ねましたけど、今後もやれることはやりたいなと思っています。
大きい大会に出て、予選をクリアして戦うというのは目標にしています。
たとえ勝てなくてもただじゃ負けない、「今回はこっちが勝ったけどこっちも良かったよな」と言われるようなパフォーマンスをこれからもしていきたいです。

(2025年10月取材)