身体機能、運動機能を最大限に引き上げるためのU.G.M理論。
解剖学をベースにしたU.G.M理論の知識と技術を学べる
トレーナー養成講座を1年間のコース(全12回)で開催致します。

主な対象者:現役トレーナーで、特に機能改善系のトレーニング指導に携わる方
●ストレッチ系マシンをトレーニング指導に活用させたいトレーナー
●アスリートの競技力向上に携わるトレーナー
●慢性痛の改善やリハビリトレーニングに携わるトレーナー
●柔道整復師や鍼灸師など、代替医療に携わる方で治療の一環に運動療法を取り入れたい方
●機能改善系のトレーナーを目指すスポーツ系、医療系専門学校の学生

Utilizing(利用)Gravity(重力)Movement(運動)Methodの頭文字を取った理論です。
一流アスリートや武術の達人に見られる洗練されたパフォーマンスは、実は特別なものではなく誰にでもできるものです。
U.G.M理論(利重力身体操作法)は、その秘密である重力を利用した効率的な身体の使い方を体系的にまとめたトレーニング理論です。

1:U.G.Mトレーナー認定資格

修了後には、本講座独自の認定資格を取得できます。「U.G.M認定トレーナー」の称号、および「修了証」を授与します。資格証明書は確かな知識とスキルを証明するものであり、クライアントの信頼を得るうえで有効となります。
2:トレーニング指導において必要な知識
「解剖学」、「生理学」、「U.G.M動作学」について、講義を行います。
「解剖学」、「生理学」については、医療系国家資格保持者程度の知識の修得を目指します。
トレーナーやインストラクターが現場で必要とする、「解剖学」および「生理学」の知識を深め、「U.G.M動作学」と合わせ、体系的に学んでいただきます。
3:十分なトレーニング指導スキル
トレーニング指導の現場では、「クライアントの身体特性を見る」→「トレーニング処方を見立てる」→「適宜、トレーニング動作や負荷の修正などを行いながらトレーニング種目の展開を図る」、以上の順でトレーニングサポートを進めて行きます。講座では、各段階における基本的な見方や具体的な方法をお伝えします。
4:個人ジム開業のコンサルティング
独立を目指す方には、ジム開業に必要な準備から集客、運営まで、実例をもとに具体手なアドバイスをご提供します。

トレーナー紹介

U.G.M振興会 会長
大野昌朋(Masatomo Ono)
ボディコンディショニング リフレクサ代表
針灸按摩マッサージ指圧師
1970年6月24日生 山形県米沢市出身
1993年3月 日本体育大学 体育学部体育学科 卒業
2000年よりトレーナーとして活動を始める。
2010年3月 東京衛生学園専門学校 東洋医療総合学科 卒業
鍼灸按摩マッサージ指圧師 (国家資格取得)
2010年8月 ボディコンディショニング リフレクサ開業
現在、事実上「報われない努力」の方が大多数を占めるスポーツ、競技の世界。
我々は、その世界で「努力は報われる」ものであるということを証明していきたいと考えています。
そのカギを握るのが重力に抵抗するのではなく、利用する身体の使い方、すなわち「U.G.M利重力身体操作法」なのです。一流アスリートが行っている重力を利用した身体の使い方を、解剖学で理論的に説明することによって、パフォーマンス向上へのアプローチが明確になります。
「スポーツ、競技の世界は報われない努力なんて当たり前、そんな甘い世界ではない。」
また、「競技パフォーマンス向上=筋力アップ」という考え方が、未だに支配しており、それが競技の世界の常識となっています。
どうでしょう。我々とともに世界の常識に風穴を開けてみませんか?

U.G.M振興会 副会長
筬矢 猛(Takeshi Osaya)
トレケア代表
U.G.Mマスタートレーナー/鍼灸師
1972年8月21日生 神奈川県横浜市出身
1996年3月 日本体育大学 体育学部社会体育学科 卒業
1998年よりトレーナーとして活動を始める。市のスポーツ施設や民間のスポーツクラブ、医療機関においてトレーナーとしての経験を積む。
2015年3月 関東鍼灸専門学校 卒業 鍼灸師(国家資格取得)
2023年3月 トレケア開業
“各クライアントの身体特性やトレーニングの目的を十分に把握し、それぞれに最適なトレーニングを提供する。”トレーナーの方々は日々、このような気持ちでクライアントに向き合われていることと思います。そして、それが簡単ではないことも同時に感じていらっしゃるのではないでしょうか。
あくまでも私見ではありますが、私が実感している“トレーナーが有しておくべきスキル”として次の3つを挙げたいと思います。
第一に、「提供するトレーニングについての理解と、自らもトレーニングの実践を通して獲得した動作感覚。」
第二に、「解剖学や生理学などについての一定以上の知識(医療系国家資格保持者程度)。」
第三に、「最善のトレーニングを提供するための軸となる考え方(理論)。」
この三つのスキルを持ったうえで、まず、クライアントの動作を自身の感覚的な目をもって見る。
そして、解剖学的な考察を経て、課題や改善点を見出し、それを軸となる理論に基づいた最善のトレーニング方法で解決に導く。これができれば、求められる結果に限りなく近づけて行くことができるのではないでしょうか。
本講座が、参加された方々にとって、現場で結果を出すための一助となれば幸いです。
カリキュラム(全12回)
| 第1回 | 【解剖学】運動器~総論~【生理学】神経系① 【U.G.M動作学】 座学:「重力を利用した身体の使い方」 実技:U.G.Mトレーニング①(3~4種目) ・トレーニング動作の解説・トレーニングの実施 |
| 第2回 | 【解剖学】運動器~全身の骨格~【生理学】神経系② 【U.G.M動作学】 座学:U.G.M的上肢のみかた① 実技:U.G.Mトレーニング②(3~4種目) ・トレーニング動作の解説・トレーニングの実施 |
| 第3回 | 【解剖学】運動器~上肢①~【生理学】神経系③ 【U.G.M動作学】 座学:U.G.M的上肢のみかた② 実技:U.G.Mトレーニング③(3~4種目) ・トレーニング動作の解説・トレーニングの実施 |
| 第4回 | 【解剖学】運動器~上肢②~【生理学】神経系④ 【U.G.M動作学】 座学:U.G.M的上肢のみかた③ 実技:U.G.Mトレーニング④(3~4種目) ・各トレーニング種目の解説・トレーニングの実施 |
| 第5回 | 【解剖学】運動器~下肢①~【生理学】筋 ① 【U.G.M動作学】 座学:U.G.M的下肢のみかた① 実技:U.G.Mトレーニング⑤(3~4種目) ・各トレーニング種目の解説・トレーニングの実施 |
| 第6回 | 【解剖学】運動器~下肢②~【生理学】筋 ② 【U.G.M動作学】 座学:U.G.M的下肢のみかた② 実技:U.G.Mトレーニング⑥(3~4種目) ・各トレーニング種目の解説・トレーニングの実施 |
| 第7回 | 【解剖学】運動器~下肢③~【生理学】運動① 【U.G.M動作学】 座学:U.G.M的下肢のみかた③ 実技:U.G.Mトレーニング⑦(3~4種目) ・各トレーニング種目の解説・トレーニングの実施 |
| 第8回 | 【解剖学】運動器~体幹①~【生理学】運動② 【U.G.M動作学】 座学:U.G.M的体幹のみかた① 実技:U.G.Mトレーニング⑧(3~4種目) ・各トレーニング種目の解説・トレーニングの実施 |
| 第9回 | 【解剖学】運動器~体幹②~【生理学】循環 【U.G.M動作学】 座学:U.G.M的体幹のみかた② 実技:U.G.Mトレーニング⑨(3~4種目) ・各トレーニング種目の解説・トレーニングの実施 |
| 第10回 | 【解剖学】運動器~頭頚部①~【生理学】呼吸 【U.G.M動作学】 座学:身体の連動① 実技:U.G.Mトレーニング⑩(3~4種目) ・各トレーニング種目の解説・トレーニングの実施 |
| 第11回 | 【解剖学】運動器~頭頚部②~【生理学】栄養と代謝 【U.G.M動作学】 座学:身体の連動② 実技:U.G.Mトレーニング⑪(3~4種目) ・各トレーニング種目の解説・トレーニングの実施 |
| 第12回 認定試験 | 【筆記】・解剖学・生理学・U.G.M動作学 【実技】 <トレーニングパフォーマンス> ・適切な動作でトレーニングを行うことができるか。 ・U.G.M的動作感覚を体得できているか。 <トレーニングインストラクション> ・各トレーニング種目の目的、効果、動作のポイント等を 十分に理解し、説明することができるか。 ・トレーニーのトレーニング動作の改善点を修正することができるか。 |
現役トレーナーの皆さん
機能改善や向上を目的としたトレーニング指導現場でこのようなお悩みはありませんか?
世の中には様々な理論によるトレーニング方法があります。
トレーニングの現場では100人いれば100通りのトレーニングが必要だということもよく言われます。
しかし、個々のクライアントの特性に応じ、いくつもあるトレーニング方法のなかで最適なものを選択し提供することが容易ではないこと、また「ピッチャーだったら肩の強化」、「フットボールプレイヤーであれば脚力の向上」といったように競技特性を部分的に捉え、局所的な強化を図ることが競技パフォーマンスの向上に直接結びつきにくいといったことはトレーニングの現場に携わるトレーナーであれば誰もが感じているのではないでしょうか。
また、慢性痛などの身体の不調を運動療法により改善するうえで、患部へのアプローチだけではなかなか結果が現れにくいと感じている運動療法家の方も少なくないのでは・・・。
そんなとき、ヒトの身体構造に裏付けられた適切な骨格肢位や動作についての根本的な考え方と理解があれば、クライアントへのアプローチが断然行いやすくなると思いませんか?
U.G.M理論とは、・Utilizing(利用する)・Gravity(重力)・Movement(動作)の頭文字をとったものです。
地球上で生きる私達は、日常動作にしろ、スポーツ活動にしろ、あらゆる動きにおいて常に重力による影響を受けています。通常、重力は身体動作において抵抗となる負荷と考えられます。
そのため重力に負けないだけの筋力(短縮性あるいは等尺性の筋収縮力)を鍛えるトレーニング、つまり「抗重力トレーニング」がとても重要視されています。
U.G.M理論では、重力は抵抗する対象ではなく筋が効率的に力を発揮するために利用するものであると考えます。
U.G.Mトレーニングでは、これができる身体をつくること、つまり重力をはじめ身体に負荷される力を利用して適切な身体部位における筋の伸張力を引き出し、効率的に力を発揮するための「姿勢」や「動作」を獲得することが目的となります。これが運動機能を根本的に向上させ、日常生活動作や競技動作といった実動作の質を高めることにつながると考えています
U.G.Mトレーナー養成講座では、理論と実技を体系立てて学ぶことで、トレーナーの皆さんがそれぞれの指導現場において十分にご活用できる指導力を身につけて頂きます。
講座詳細
| 開催期間 | 2026年1月〜12月(毎月最終日曜日、月1回で全12回) |
| 講座時間 | ■10:00〜11:30…解剖学 ■11:45〜13:15…生理学 ■13:15〜14:15…休憩 【U.G.M動作学】■14:15〜15:15…座学 ■15:30〜16:30…実技 |
| 受講費用 | 330,000円(税込) ※医療系国家資格保持者は「解剖学」、「生理学」の受講免除で、165,000円(税込)となります。詳細はお問い合わせください。 |
| 開催場所 | トレケア… JR大網駅より徒歩1分 |
| 主催 | ボディコンディショニング リフレクサ トレケア |
| 問い合わせ | MAIL:info@traicare.jp TEL:070(9080)2484 |
| お申し込み期間 | 2025年12月1日〜12月31日まで ※お支払いは銀行振り込みとなります。詳細はメールにてご連絡いたします。 |