こんにちは。
トレーナーの筬矢です。
今回はトレケアのトレーニングの特徴についてご紹介していきたいと思います。
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トレーニングの目的は人によって様々ですよね。
トレーニングに通ってくださっているトレケア会員の皆様も、行う目的はそれぞれ違うと思います。
・健康的に生活をしたい
・痩せたい
・体力をつけたい
・競技力を上げたい
・アスリートのような体型になりたい
・慢性痛を改善したい
そんな皆様に、
「トレケアのトレーニングはどんなコンセプトと理論のもとに行っているか」
をお話したいと思います。
トレーニングの特徴1
まず第一に、トレーニングの目指すところとして「姿勢の改善」や「運動機能の改善」を目的としています。
そのため、見た目だけを重視した「ただ筋肉を大きくするだけの筋トレ」や「常に力んだ状態での局所的な筋力強化」、また「短期的なダイエット効果を目的としたトレーニング」は行いません。
なぜなら、このようなトレーニングでは筋肉を硬くしてしまったり、関節を動かしにくくしてしまい、その結果、理想的な姿勢や身体の連動性から生まれる機能的な動作を崩し兼ねないからです。
トレケアでは筋肉の柔軟性や関節の可動域を高めながらトレーニングを進めて行くことを第一に行なっています。
アスリートのような均整の取れた筋肉美やシェイプアップされた美しいカラダは「姿勢」や「運動機能」が改善されていく中で自然と身について来るものであると考えています。
トレーニングの特徴2
また、トレケアではストレッチ効果に特化したマシンを使いながら行います。
このマシンを使いながら筋肉をバネのように働かせ、大きな関節の動きでトレーニングを進めて行きます。これは、
ストレッチ(動的ストレッチ)と筋トレを同時に行うようなトレーニング様式
となります。
筋肉のストレッチ
まずマシンの負荷を受けることで使っていきたい筋肉群にストレッチをかけていきます。
元々、筋肉にはゴムチューブのような弾力性があります。
そのため、伸ばされた筋肉は、その弾力性によりリズムよく収縮に転じ力を発揮します。
このように反動を利用しながら筋肉を弾力的に使い、負荷を跳ね返すように押し返したり、引き戻したりして動作を繰り返していきます。
こういった動きでは、筋肉は力を発揮した直後にすぐに緩むことができるため、「伸ばされ」→「収縮して力を発揮」→「緩む」といった筋肉の活動リズムが生まれます。
この“伸ばされる相”と“緩む相”ができることで、筋肉は力み続けることがなくなり、柔らかく鍛えられて行きます。また、動作中は筋肉の緊張と弛緩がリズムよく切り替わり、筋肉の活動がポンプのように作用するため、血流が良くなり、筋トレをしているのに疲労が回復して行くといったことが起こります。
会員の皆様からは「セットを重ねるほど動きやすくなる」や、「トレーニング後は疲れが抜ける」といったお声をよく聞きます。これはトレーニング中に筋肉の柔軟性が高まって行くとともに血流が改善され、疲労物質が分解・代謝されて起こる現象です。
またトレーニングを継続していく中では筋肉の柔軟性が日常的に維持されやすくなって行きます。
そうなると常に血流の良い状態が保たれるため、基礎代謝も上がり、これが長期的な効果として、「冷え性」や「太りやすい体質」などの改善にもつながって行きます。
体質が変われば、当然“リバウンド”も起きにくくなります。
トレケアには、しばらくトレーニングを離れたり、気にせず食べたいものを食べても、減った体重をキープできると仰る会員の方もおられます。これは定期的にトレーニングを継続された結果、血流や代謝など、体質が改善されたものと考えられます。